殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)
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こ・わ・い
解決・未解決に関わらず風化させてはいけない事件
内容そのものは評価できるが
淡々と書かれているからおのずと読み進んでしまう
発売日:2002-02
ランキング:10612位

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「殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)」のレビュー・感想


【こ・わ・い】
「自殺実況テープ」…これは怖い。なんとか最後まで読んだけど 第四部へはすぐに進めなかった。年間自殺者3万人以上の日本。皆、どんな思いで死んでいくんでしょうか。あの謎の轟音は…

【解決・未解決に関わらず風化させてはいけない事件】
実際にあった事件を緻密に検証や取材をされた一冊。事件の背景や人物像を詳細に調べられており真に迫っていて読むのも咎められるような残忍な事件もあって残虐に衝撃を受けるばかりである。

【内容そのものは評価できるが】
 日頃、湯水のようにニュースの中でに流れては消えていく殺人事件。そこで実際に何が行われたのか、ということを知るのは、死刑制度や少年法の改正などを考える上で重要なことだと思います。頭に『猟奇』や『凶悪』の二文字がついたところで一年も経てば大抵は忘れられてしまう事件を取材して改めて掘り起こしてくれたことはとても評価できるでしょう。
 が、できればライターの方には事実のみを淡々と書いて欲しかった。変に情緒的な描写が多すぎるせいで、ワイドショー的な胡散臭さが先に立ってしまう気がします。特に自殺テ...

【淡々と書かれているからおのずと読み進んでしまう】
「新潮45」編集部から3シリーズが出てますが、すべて読みました。各記者さんが冷静に、わかりやすく、読者に語るかたちと思えて好感。残酷な事件の数々ですが、ある意味、当事者・関係者の立場が臨場感たっぷりに味わえる一冊です。
犯罪ものは有名記者さんが書いたものが目立ちがちですが、こういった編集部でのものも大変読み応えがあるのだなと実感しました。全体的に人間のにおいがする、でも変な「クセ」はない、涙さえ出そうになるくだりもあって、読み物としても素晴らしいと思います。